茶玩とは茶龍・茶寵(ちゃちょう)とも呼ばれ、中国や台湾では中国茶で使用する茶盤の上に置くマスコットの様な陶器製の置物です。
縁起物や伝説などをモチーフに、作られています。
お茶を淹れる際、湯や洗茶したお茶、余ったお茶を掛けていく事により、茶壷と同じように艶が出てきて、自分好みに育っていきます。
(お湯を掛けると色が変わります。お湯が冷えると、元の色に戻ります)
又、こうした縁起物の茶玩を育てていく事で、お願い事が叶うとも言われています。
蟹は、中国では試験に合格すると云われる縁起物です。
中国の古い官僚登用試験「科挙」制度では、試験によって採用される人数は非常に少なく、
一甲・二甲・三甲の上位3名に限られていました。
その為、蟹の甲羅が合格区分を連想させ試験合格の象徴とされたそうです。
又、その鋏で財を招く(挟む)とも云われ、更にはその鋏で悪縁を断ち切る縁切りの象徴とも云われています。
中国茶をされない方にも、ユニークなインテリアとしてお使い頂けます。
素 材:紫砂泥
サイズ:約9.7cm×9.7cm×2.8cm
こ注意:お湯の扱いは、火傷事故等に十分ご注意下さい
:茶器等は付属しません